5月の磯遊び、三浦半島で磯採集。

GW後半の5月6日、神奈川県は三浦半島の磯へ今年初めての磯採集へ。
チョウチョウオなどの季節来遊漁はまだ来ていないので期待はしていないけど、待ちきれずに行ってしまいました。
磯にはカゴカキダイとオヤピッチャ、メジナの幼魚が数多く泳いでいました。
そのほかにも、カニやヤドカリ、ハゼの仲間やギンポの仲間たちも多く見つけることができました。

ベラとメジナの幼魚
目次

5月の磯は滑りやすいので注意が必要

岩を覆う海藻、滑りやすいので注意して!

5月の磯は岩に海藻や藻などが多く付着していますので、足元がかなり滑りやすくなっています。
滑って転倒し、怪我などしないように注意が必要です。
特に小さなお子様と一緒に歩くときは、目を離さないよう注意が必要です。
特に岩を覆うような水草のある場所では足の踏み場が分かりづらいので慎重に歩きましょう。

オヤピッチャが昨年よりも早く確認できた

採集したオヤピッチャ

オヤピッチャって例年は6月ころから見かける種類なんだけど、5月のGW中に見かけたのは初めてです。
しかもサイズも大きい。
採集した個体は2cm程度ありました。
もしかして日本の寒い冬を乗り越えて越冬した可能性もあります?
地球温暖化に伴い、関東近海の海水温も上昇していることが原因かもしれません。
段々と海の環境にも変化が出てきているのでしょうか。

カゴカキダイの数は多い

採集したカゴカキダイ

オヤピッチャと同じくこの時期に初めて多く見ることができたのはカゴカキダイでした。
サイズも同じく2cm程です。
タイドプールの中で4~5匹程度の群れを作って泳ぐ姿は「いよいよ採集シーズンが始まったな!」と感じさせてくれます。

まとめ

チョウチョウオ(季節来遊漁)の採集まで待ち切れずに5月の三浦半島へ磯採集に出かけてみました。
磯の状況は海藻や藻などで足元は非常に滑りやすくなっていますので歩行には十分注意が必要です。
特に小さなお子様連れの方はお子様から目を離さないようにしてください。

水の中の状況は、オヤピッチャとカゴカキダイの姿が多く見ることができました。
5月のGW中にオヤピッチャを確認できたのは初めての事です。
関東近海の海水温上昇がもしかすると原因かもしれません。

その他、ヤドカリやハゼの仲間、カニなどたくさんの種類を見ることができました。
磯遊びは海の生き物を「見て」「触れて」「観察」できる楽しい遊びです。

磯遊びは日頃の運動不足とストレスを解消してくれる役割もあります。
不安定な岩場を歩くことは、体のバランス感覚を鍛えられ、体力も向上します。

そして青く大きな海を見ていると、仕事のストレスやモヤモヤがスーっと消えていきます。
これはかなりリフレッシュ効果が高く、来週からまた頑張ろうという気持ちにさせてくれます!

お子さんがいる方は、自然の中でヤドカリや貝などを見て、触って、観察することで脳が活性化し教育にもとても良い効果が表れます(※個人的な感想ですが、うちの子供たちは磯の生き物に興味を持ち、図鑑を何度も何度も繰り返し見て、生き物の名前などを覚えています。その流れで本に興味をもちはじめ読書をする習慣が出来ました

必要な道具と注意事項を事前に確認すれば、より楽しく遊ぶことができます。
下記の記事より磯遊びに必要な物をまとめていますのでぜひご確認ください。

さぁ、磯遊びに行きましょう!



この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!

コメント

コメントする

目次
閉じる