酒好きアラフィフおっさんが健康診断で要再検査。2か月禁酒した結果

アラフィフの同志よ、その体リセットしよう!


30年ぶりにアルコールが体内に入っていない体を手に入れたことによるメリットを解説していきます。
健康診断で肝機能の数値が悪い方の参考になればうれしいです。
ただ、内容は完全禁酒をオススメする内容ではなく、あくまでも【2か月間禁酒をしてみましょう】という提案となりますので、完全禁酒を考えている方には以下を読んでもメリットはありません。


酒好きのアラフィフオッサンの私が健康診断で引っかかり、禁酒をした結果、新しい生活習慣を手に入れた話。
酒好きアラフィフの同志のみなさん、健康診断で肝機能の数値はどうでしょうか?
規定範囲内に収まってますか?
今は数値として表れて無い方も今年、来年の健康診断でいきなり数値が上がっているかもしれません。
現に私も今回の健康診断でいきなり数値が跳ね上がり、しかも脇腹の痛みで歩行する事も困難な症状が出てしまいました。
同志のみなさんには、私みたいに症状が出る前に飲酒習慣の見直しを強くオススメします。
気持ち的には30代と思っていても、内臓へのダメージは少しずつ積もっていきます。
私の場合は飲酒を初めて30年後に健康診断の数値が上がり、症状が出ましたから…

人生も折り返し地点です。
残りの人生を健康に楽しく過ごすために、禁酒という方法で体に積もったダメージを一度リセットすることをおすすめします。
きっとあなたにとって新しい発見ができると思います。

禁酒の効果 / 副作用

・血圧が下がる
・起床した時、酒臭くない・体が軽い
・歯磨きの時、オェーとならない
・食欲が増す(元に戻っただけ?)
・自由に動ける時間が増える
・イライラすることが減った
・子供と一緒に遊ぶ時間が増えた
・髪の毛にハリやコシが出てくる(発毛するとは言ってない)
・嫁さんと夜の…(おっと、これ以上はナイショ)とにかく頑張れる

・慣れるまで、口がさびしい(ノンアルで耐えるしかない)
・慣れるまで、寝つきに時間がかかる(2,3日すれば睡魔が勝つ)
・3日~4日程度、頭痛をはじめ体の調子が悪い(自然に治る)

禁酒の効果は私にとってかなりプラスの作用がありました。
ほどほどに飲酒ができない私にとっては、覚悟を決めて「禁酒」という選択が見事にハマった作戦でした。
しかし、開始1週間は酒の事が頭から離れず、かなり辛かったです。
辛い時期を乗り越えたからこそ【禁酒】のすばらしさを今とても実感しています。

目次

今までの飲酒生活

私の普段の飲酒レベルは、

平日は仕事から帰ってから発泡酒350ml缶を毎日5~6本。
足らないと焼酎水割りを追加で就寝の直前まで飲み続けます。

休日は朝起きてから発泡酒350ml缶を8本~10本。
プラス焼酎水割りを同じく就寝直前まで飲み続けます。

休肝日はありません。

飲み足らないと、たとえ深夜でもコンビニに買いに行くほど、酒に依存していました。
酒のツマミはいらないタイプなので、食事も少し食べるとおなか一杯になり栄養のバランスも悪かったです。
そして飲み始めると何もしたくなくなり、ダラダラとTVやネットを眺めるだけでした。
今思うとかなりの時間を無駄にして過ごしていました。
また、ちょっとしたことでもすぐイライラしていて、かなり雰囲気の悪い奴に違いなかったですね。
家族のみんなには申し訳なく思いました。
皆さんと比べてどうでしょうか?

健康診断で「精密検査を必要とします」

11月中旬に健康診断があり、結果が12月上旬に届きました。

健康診断の結果 γ-GTP(γ-GT)が128とかなり高い数値。基準値は男性50U/L以下・女性30U/L以下

γ-GTPとは(厚生労働省サイトへ)

結果を無視したことによって悲劇が…

肝機能 γ-GTP(γ-GT)の数値が高く、要精密検査と記載されていまいした。
この時点ですぐにでも病院で検査予約をすればよかったと後で後悔することに。
今までは健康診断の結果表が手に届いても軽く目を通すだけでした。
数値が高い項目があっても「別に体調に変化ないし」と自己判断していました。
この考え方は本当に後で高くつくのでやめた方が良いです。

腹が痛くて歩けない

肝機能の数値が悪いと知りながらも酒への依存が押さえられない私は、普段通りのペースで飲酒を続けていました。
ところがクリスマスも直前になったある日、今まで経験した事もない痛みが脇腹を襲って来たのです。
体を動かすことも辛い痛みでした。
激しい痛みは30分ほどで引きましたが念のためGoogle検索で、(脇腹 痛い)と検索してみると腎臓とか尿路結石とかいろいろ出てきて。
どれもすぐに病院へみたいなこと書いてあるから、
コレはヤバいと速攻で病院に電話をかけ、最短日で予約を取り付けました。

女医の一言

「膵臓が炎症しかかっていますね」
30代くらいの女医が言ったんですよ。
そして続けざまにもう一言
「あなたみたいなタイプの人は大病しないとお酒をやめれないんですよ」
シラケた声で私に言ったのです。

もうね、「カッチーン」と来たわけですよ。
「医者だからって偉そうに言いやがって」心の中でそう思ったの。

検査が終わり、女医は「3か月後に更に詳しい検査をしますので、もう一度来てください」と。

そして私は次回再検査までのうち2か月間を完全に禁酒した状態で過ごしました。
(ちょうど年末だったこともあり、正月休み明けから禁酒を始めました)

禁酒方法

方法はいたってシンプル。特別なことは何一つありません。
酒を飲まないこと!
ノンアルビールでやり過ごすしか方法はありません。
私の場合は普段飲むビールをそのままノンアルビールに変えたやり方。
飲む本数も同じ本数だけノンアルビールを飲みまくりました。
ノンアル飲料の種類は

  • ビール
  • 酎ハイ
  • ワイン
  • 日本酒
  • カクテル

様々な種類が販売されていますのであなたに合ったノンアルに置き換えてチャレンジしてほしい。

最初の3日は辛いです。
酔っぱらってないのが辛いんです。
体かソワソワして落ち着きがなくなります。
(完全にアル中ですね)
まずは3日!  3日Tryしてみましょう!
3日出来たら1週間。
1週間出来たらもう1週間と小刻みに目標を設定します。

※完全禁酒ではなく、あくまでも一旦体内からアルコールを抜くために禁酒していることを忘れずに。

50年近く男をやってるあなた(オッサン)なら1発でクリアできるでしょ?
その先には「完全に忘れていた飲酒を始める前の自分の体が待っているのだから」

新しい生活習慣

2か月後頑張った結果。なんと128U/Lもあったγ-GTが18U/Lに!

私が実感した禁酒のメリットは、なんといっても「自分や家族に使える時間が増えた」こと。
人生50年近くやっていると、アレもコレもとやりたいことがたくさんあります。
もし、やりたいことなんかねーよ!という方は、
禁酒で得た自由に使える時間で何か新しい趣味や、興味あることを学んでみてはどうでしょうか?
釣り、ゴルフ、ランニング、パソコン、ツイッターなどSNS、読書、投資、資格…
何でも良いと思います。
私の場合は2つやりたいことを始めました。

1つは「ブログ」を立ち上げ、今こうしてあなたの役に立ちたくて執筆をしています。
2つめは「ランニング」の頻度を上げました。(遅ればせながら健康に対して前向きになりました)

禁酒のリミットである2か月を過ぎていますので、私のルールでは「飲酒」は解禁です。
しかし、禁酒生活が結構気に入っているのでこのまましばらくはお酒はいらないかな。
飲みたくなったときはいつでも飲めるし。
気持ちに少し余裕が出てきました。

健康診断で引っかかり、直後に腹が痛くなって病院行けば、女医から偉そうに言われ、
そんな理由から始まった禁酒でしたが、私にとっては結果オーライでした。
あなたにもアルコールが抜けた体を体感してもらいたくて、この記事を書いてます。

飲酒は楽しいものです。
楽しく飲み続けるためにもこのタイミング(アラフィフ)で一度体内から完全にアルコールを抜いて下さい。
たった2か月です。
あなたの体は1つだけです。
「リセット禁酒」をはじめよう!


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