こんにちは、こもりすです。
6月4日、今年2回目の磯採集に行ってきました!
場所はいつもの神奈川県、三浦半島の磯です。
1番の収穫はチョウチョウオ(ナミチョウチョウオ)を採集できたことです。
6月の上旬に見つけることができたのは採集を始めてから初めてのことでうれしかったですね。
その他、6月の磯は先月と同じいつもの顔ぶれが揃ってお出迎えをしてくれました。
ただ、オヤピッチャとカゴカキダイの数が激減してました。
どこへ行ったのやら…
久しぶりにチョウチョウオとご対面
6月4日にチョウチョウオにご対面できるとは嬉しい誤算でしたね。
通常は6月後半から7月上旬くらいで見かけることが多かったので、とても嬉しかったです。
一緒に行った息子が、
「うおー!パパー!チョウチョウオいるよー!」って叫び、タイドプールを観察してみると、岩場からゆらゆらとオレンジ色のとても小さいチョウチョウオが出てきました。
体長1cm程のナミチョウチョウオでした。
チョウチョウオの幼魚の中で1cm程度の小さい個体を「豆チョウ」と呼びます。
チョウチョウオに対面するのは約7か月ぶりです。
チョウチョウオは「死滅回遊魚」で1年を通して観察や採集をすることはできません。
冬場、海水温がグッと下がるともともと南の島の暖かい海水温で生活していた死滅回遊魚は水温の低下に耐え切れず、命を落としてしまう魚たちなのです。
一説には水温が下がり、動けなくなったところを他の魚などに捕食されてしまうという話もあります。
この日見つけることができたチョウチョウオは4匹、全てナミチョウチョウオの豆チョウでした。
チョウチョウウオの捕まえ方
チョウチョウオの採集方法は網を2本使用して挟み撃ちにするように採集します。
チョウチョウオを発見してまずは、
- 捕まえやすそうな場所を探す
- 網を使い誘導していく
- 片方の網を捕まえやす場所に固定しもう片方の網で挟み撃ちにする
個体は小さいほど動きが単純なので採集しやすいです。
大きくなるほど右に左にと俊敏に、そしてスピードも速くなるので難易度は上がります。
チョウチョウウオのいそうな場所
写真のような水路みたいな場所で多く見つけることができます。
見つけるには少し慣れが必要かも?
その中でも観るポイントは
- タイドプールの真ん中ではなく縁(へり)を観察する
- 人の気配を感じるとすぐ隠れてしまうので、姿が見えなくてもその場にかがんで動かずに少し待ってみる
- オヤピッチャとよく一緒に見ることが多いのでオヤピッチャがいるタイドプールは上記①、②を試してみる
海藻はまだ多く磯は滑りやすい
先月同様に海藻が多く、足元はとても滑りやすく危険です。
磯を歩くときは十分に注意が必要です。
また磯遊びに行くときは必ずマリンシューズを履くことを強くおススメします。
ビーチサンダルは滑って転倒するリスクが大きいのでやめましょう。
小さいお子様と一緒の場合は目を離さないよう注意が必要です。
子供たちは磯遊びが大好き
うちのチビ助達も磯遊びが大好きです!
夢中でヤドカリやカニ、動きの遅いハゼなどの魚を追いかけています。
捕まえるたびに
「パパー、ヤドカリつかまえたよー!みにきて=!」
「パパー、さかなつかまえたよー!みにきてー!」
「パパー」
「パパー!」
こちらのチョウチョウオ採集が全然はかどりません…笑
海という大きいフィールドの中で、いろいろな生物たちを観察し、実際に触れることで子供たちの脳も活性化され、とても良い経験になっている事が親としても嬉しいことです。
クラゲや、ゴンズイ、ウニの棘など触ってはいけない危険な生物たちも理解していることが少し安心できる材料ですが、まだ泳げないので少しづつ泳ぎも教えて行こうかなと思っています。
まとめ
6月の磯はは気温も高くなって磯遊びをスタートさせる家族連れの方が多く見られました。
水温もだんだんと高くなってきているので死滅回遊魚採集の始まりを感じさせてくれます。
初夏の磯は海藻がまだまだ多く、滑りやすいですが、色々な生物たちを観察、採集することができるのでとても楽しい時間が過ごせますよ!
子どもたちが夢中でヤドカリやカニ、小魚たちを網を持って必死に追いかけまわす姿を見ているとこちらまで元気をもらえた気持ちになります。
「去年はコロナで遊びに連れて行ってあげれなかった」
だから今年はできる限りたくさん遊びに連れて行ってあげようかなって思っています!
共感してくれたら嬉しいです!
降りそそぐ太陽の光の下でマイナスイオンをたっぷり全身に浴びて気分もリフレッシュ!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
こもりす
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