komorisです。
今回は、もしも社畜ゾンビが「アウトプット大全」を読んだら
読んでみた感想を語ってみたいと思います。
本書はシリーズ累計90万部を突破した「アウトプット大全」に準じた内容となっており、
前半はマンガ。後半は30項目の解説で構成されています。
漫画で全体的なアウトプットの流れを把握し、
後半の解説でしっかりと理解を深めることができると思いますので、
読書が苦手な方にもすんなりと読み切れる仕様となっているおススメの一冊です。
「人生で最大の悲劇は、生きながら心が死んでいること」
仕事で成功したい…
だから真面目に一生懸命取り組んだ。
そしてたくさん本を読んで勉強もした。
人よりも頑張れば、いつかきっと成功できる。
だけど、成果がでない。
さらに頑張る。
それでも成果がでない。
頑張れば頑張るほど悪循環に陥る。
「もうダメかもしれない…」
「逃げたい…」
「眠りたい…」
誰か教えてくれ。
人生の成功法則。
仕事をやっても成果が出ない。
評価されない。
仕事を頑張るほど、衰弱していく。
やらされ感の中で生きている。
自分らしさを感じない。
感情の起伏が乏しくなってきた。
感情に鈍感になってきた。
あなたもこれらの症状があるとしたら
「社畜ゾンビ」かもしれません。
社畜ゾンビ化する理由。それはインプット中心のアウトプット不足
本書の中で私が共感した項目をピックアップしていきます。
仕事や人間関係がうまくいく黄金比。インプット3:アウトプット7 P48,P136

仕事や人間関係がうまくいく成功の黄金比があるの

黄金比?

インプットを3に、アウトプットを7に
アウトプットを増やすのよ

アウトプットって何ですか?

・話す
・書く
・行動する
すべてアウトプットよ

本を読んでも何も現実が変わらない人いるでしょう?

僕です…

そんな人はインプットばかりで何もアウトプットしてないの
どんなに本を読んでいいアイデアがあっても
使わなかったり、伝えなかったら全然意味ないわ
成長しないし、成果にならない
そんなときは
・本の内容を人に話したり
・メモにまとめたりするといいの
・昨日あったことを人に話すだけでもいい練習になるわ
昨日はどんな日でしたか? P36,P132
七さんが健に最初に語り掛けた言葉です。
「昨日はどんな日でしたか?」
・まずはアウトプットの敷居を下げよう
・「読んだこと」「聞いたこと」「体験したこと」を話そう
・「感想」+「意見や気付き(あなたらしさ)」を盛り込もう
1番最初にするアウトプットが昨日のことを話す。
小学生でもできる簡単なことですが、健同様に私もなかなか言葉に表すことが難しかった。
本の中では昨日のことを「第三者に話してみましょう」と書いてあります。
昨日の自分をアウトプットすることにより、
自分を振り返り徐々に言葉にして話せるようになっていきます。
「気になったニュース」「好きなスポーツの話」「通勤途中での出来事」
話題は何でもいいと思います。
継続することにより小さな変化・結果を期待しましょう。
書く P40,P134
気持ちが前向きに変化してきた健に、七さんは「書く」ことを勧めます。
「書く」だけで脳が活性化する。
・書けば書くほど脳が活性化し、次々とアイデアが生まれる
・書くことで、脳のスペースが生まれ、脳の中が整理、客観視できる
・書くことで感情も整理される
アウトプットとは「話す」「書く」「行動する」こと。
「書く」ことは「話す」ことより難しいので話す以上に脳を活性化し、記憶に残ります。
健のように「アイデアが出なくて困った」という状況においては何でもいいから頭の中にあることを書き出しましょう。
思いつく言葉、単語、問題点などをどんどんノートに書きなぐりましょう。
ひらめいたら書くのではなく、「書く」ことによって脳が活性化するので、
よりアイデアが浮かびやすい状態ができます。
頭に浮かんだことを次々に書いていくことを「ブレインダンプ」といいます。
頭の「荷下ろし」です。
余計なことを書くことで、ダンプカーのようにごっそり捨てる。
頭の中にスペースができ、そこに「新しいアイデア」が浮かんでくるといわれています。
また、書くということは文字とともに、感情も吐き出す効果もありますので、
ストレス発散にもなります。
混乱した時ほど「書き出す」ことで脳は整理され、打開策にも気付けるのです。
これは私も大いに頷ける部分です。
私も日々無料で使用できる「マインドマップ」を活用し、思いつく言葉、単語、問題点など書き、
「頭の中を整理」する習慣をつけています。
余談にはなりますが、「沈黙のWebライティング」のボーン・片桐もマインドマップを使って
問題点の整理をしていましたね(笑)
言葉を書くことによって、それに連鎖するように次の言葉、また次の言葉とアイデアがどんどん浮かびやすい状態を作ることができますので、ぜひ試していただきたいです。
行動する P91,P158
「やりたいことを見つけて行動してやり続ける」
健はついに「行動する」重要性に気が付きます。
アウトプットとは「話す」「書く」「行動する」。
ホップ・ステップ・ジャンプのジャンプに相当する「行動する」は、
敷居も高く、簡単ではありません。
しかし、最終的には「行動する」ことで現実が変わっていくのです。
どれだけすばらしい「気づき」や「アイデア」も行動しないと形になりません。
ゾンビ病は頭で考えることばかりして行動できない、前に進めない病気なのかもしれません、
「行動するには勇気が必要」です。
本書を読み進めるにつれ、「話す」「書く」はそれなりに対応できるのですが、
それらをまとめ、「いざ行動」となると一気にハードルが上がります。
「勇気」をなかなか出せない自分と重なり、何度も何度も読み返してしまいました。
「勇気を出して、一歩を踏み出す」
大丈夫、きっとできる。
失敗したっていいじゃん。
まとめ
今回はもしも社畜ゾンビが「アウトプット大全」を読んだらを読んだ感想を書いてみました。
仕事や人間関係がうまくいく黄金比
インプット3:アウトプット7
まだまだたくさんの伝えたい、共感した項目はあるのですが、
続きはあなたが実際に手に取って、あなたなりの落とし込みをしてもらいたいです。
最後までおつきあいくださいまして、ありがとうございました。
komoris

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