国際結婚を考えいる方に経験者から伝えたい現実、3つのこと。

こんにちは、こもりすです。

外国人のパートナーとの結婚を考え始めたあなた。
リアルな生活部分も想像して少し不安な面もあるのではないでしょうか?

結婚後の生活ってどんな感じ?
子供の教育方法は?
生活習慣の違いはどうしたら良い?
etc…

国際結婚9年目の僕がリアルな結婚生活で起こる3つのポイントについてお話します。
これを読んであなたの気持ちが事前に整理されていれば、
いざ、問題に直面した時の対応が大きく違ってきます。

「愛があれば乗り越えられる!」
まぁ、そうなんですけど簡単なことではないですよね?

日本人同士の結婚ですらいろいろな問題が起こっていることを、周りの知人で起きた事や、
ニュース、ネットで知るとおり結構大変そうなのに、
言葉や育ってきた環境が違う外国人の方との結婚は、
日本人同士の結婚以上に大変なことが待っているからです。
ですので、外国人のパートナーとの結婚を考えたときに、
これから僕がお話することが、
少しでもあなたのお役に立てれば嬉しいです。

(※日本で生活基盤を持つ前提としての内容です。)

この記事をざっくりまとめると…

・あなたは一生、パートナーの通訳係です。
・あなたはおよそ6年間、子供の勉強係です。
・あなたは一生、パートナーの母国も愛し続ける係です。

わざと悪意のある書き方をしましたが、
この係をいかに楽しくこなしていくかが大切なことだと僕は思います。

僕の嫁さんはカンボジア人です。
2013年に国際結婚しました。
現在は嫁さんと子供2人と僕の4人家族で毎日バタバタしながら暮らしています。

皆さんは国際結婚ってどんなイメージがありますか?

~大変そう~
・意思の疎通
・文化生活習慣の違い
・お互いの実家への帰省
・老後
・様々な手続き
・子供の教育論の相違

~楽しそう~
・愛情表現が豊か
・違う国の文化が楽しめる
・子供がバイリンガルになれる
・嫁、姑問題が無い

一般的にはこんなイメージでしょうか。
なんか、大変なそうなイメージのほうが多いですね。

当時の僕は、(このまま付き合って、ゆくゆく結婚したら)これから大変なこともあるけど、2人なら大丈夫!
「大変なことも余裕で乗り越えられる」とあまり深く考えていませんでした。
自分で言うのも照れますけど、それくらいお互いの気持ちは「熱かった」のです。
(今思うと、完全に浮かれていました…恥ずかしい)

嫁さんの日本語理解力は
・通常会話はほぼOK(ただし、簡単な単語に変換して)
・ひらがな、カタカナOK
・漢字X

僕の嫁さんの母国語理解力は
・すべてX

目次

伝えたいこと3つ

あなたが外国人のパートナーと結婚する前にぜひ考えてもらいたいこと3つです。

まず1つ目は、やはり言葉の問題ですよね。
あなたが今現在、パートナーとお付き合いをしている中でも大きなウエイトを占める問題ではないでしょうか?
結婚をすれば当然、一つ屋根の下で生活をしていくわけですが、

例えば2人でテレビを見ている時、
「これどんな内容?」・「この人は誰?」・「なんて言ってるの?」とか、

子供がいる場合は子供の幼稚園や学校からのメールやプリント(ほぼ毎日きます)の内容をパートナーに伝わるレベルに訳して伝えます。

僕の場合はパートナーは女性なので、「クックパットのレシピの内容や」化粧品、生活雑貨の効能、使用方法など様々な場面で「言葉を訳して伝える」ことをしなければなりません。

次2つ目は子供の教育です(お子様がいない場合は飛ばしてください)

住んでいる地域にもよると思うのですが、子供の通っている小学校は毎日「宿題プリント」があります。
僕の嫁さんはひらがな、カタカナは読めますが(意味まで理解している単語は多くない)漢字はほぼ無理です。
なので必然的に子供の宿題の添削や教育は僕1人の「ワンオペ」で行います。

最後3つ目はパートナーの母国のことも日本同様に理解し、愛することです。

そもそも教育や文化が異なる環境で育ってきていますので、パートナーの考え方や行動に対し、
あなたはストレスを感じることが多くでてくると思います。
ストレスをうまくコントロールしていかなくてはなりません。

通訳

【自分では、かみ砕いた文言にして話しているのに全然伝わらない】
パートナーが同じ日本人ならこんなに大変な作業をしなくてもいいのに…

それでも今のパートナーと結婚したいと思うあなたを僕は褒めます。褒めさせてください。

「そんな大変な思いするの解って本当に結婚するの?」と心無い人は言うでしょう。
言わせておけば良いのです。

でもね、本当に大変ですよ。
これからずーっと続くんですよ?「この意味なに?」「この人どんな人?」「これどうやって使うの?」…
僕の場合は「通訳」するのが大変すぎて、一時期、嫁さんと会話するのが嫌になった時期もありました。

宿題添削

お住いの地域によって違いがあるかもしれませんが、
うちの子供が通っている小学校は毎日、宿題のプリントを持ち帰ってきます。
子供が家で宿題をやり、親が添削をして翌日学校へ持っていくというシステムです。

僕は日本語の勉強にもなるから嫁さんも添削やってよ。と言いますが、
(問題を)読めるけど、意味が分からないからと拒否されます。

そうなると添削係は必然的に僕の担当となります。
僕は添削が嫌な訳ではなく、ワンオペが嫌なのです。
子供の教育に関しては、できれば(嫁さんと)2人で見守っていきたいのですが、
なかなか難しい問題です。
仕事で深夜に帰宅したときも、コロナワクチンの副反応で熱が39℃以上あるときも
宿題添削を行います。添削をしないで翌日提出すると、先生から毎日添削をやってください
と連絡が来ます。
代わりの人がいないというのは、結構辛いです。

パートナーの国を受け入れる

日本人のあなたと、外国人のパートナー。
育ってきた国も違うし、教育や文化も違う。宗教も違う。
そんな2人が一つ屋根の下で生活するのですから、この問題は避けて通れません。
そしてパートナーの出身国により、問題点は様々です。
決して【日本人と結婚して、日本で暮らしているのだから日本のやり方に合わせろ】という
感情は捨てて下さい。
あなたが好きなパートナーの個性がどんどんなくなっていってしまします。
かみ合わないところも含めて国際結婚です。

まとめ

外国人パートナーとの生活はときに、
面倒くさい
代われない
かみ合わない

と感じることが多々出てきます。
このストレス感情をうまくコントロールできないと、あなたが病んでしまいます。

結婚する前は「愛があれば乗り越えられる」なんて言ってたくせに…

・通訳、通訳、通訳。もう面倒くさい。ゆっくりTV見たいし、本も読みたい

・たまには子供の宿題を見てやってくれよ

・(いや、そこは日本にいるのだから)違うでしょ。

僕はストレスが増えていきました。
だって、自分の事ばかりしか考えていなかったから。
そこには嫁さんの気持ちは少しも入っていませんでした。

でもあるとき気が付いたんです。

自分のために【嫁のために生きる】

嫁さんのためにいろいろと努力をすることが、自分自身の成長となり、
自分自身の成長が好循環を生み出す。
自分のため(ポジティブ思考)なら面倒くさいとも思わないし、嫁さんも笑顔になるし一石二鳥です。
「自分のため」に嫁さんの力になりたい。と考え方を変えると「ストレス」から解放されました。
この考え方に慣れるまで少し時間がかかるかもしれませんが、大丈夫。
あなたはパートナーを愛してるでしょ?
楽しい会話が増えると絆もより深まっていくと思いますよ。

ストレス緩和グッズで心と体をケア。

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